このドキュメントは、プロジェクトスプリントCODE 実践編 ベーシックで述べられた基本的内容よりもさらに応用的内容を説明している。

共通事項

プロジェクトスプリントの成功指標

プロジェクトスプリントは、

  • プロジェクトのゴールが達成されている状態
  • 理想的なチームが形成されている状態

を目指すプロジェクト推進メソッドである。

したがって、プロジェクトスプリントが成功しているかどうかは、これらがそれぞれ実現しているか(プログレスの成功チーミングの成功)、という観点で評価することができる。

ここで、いずれの成功についても、絶対的に到達すべき状態がないものであることに注意しなければならない。 プロジェクトのゴールは変化しうるものであり、また何をもって理想的なチームとするかはプロジェクトの規模や時間軸などに依存する。

一方、プロジェクトスプリントが正しく導入・運営されていれば、それはプログレスの成功とチーミングの成功がもたらされることを意味する。 そのため、プロジェクトスプリント自体の活発さ自体を成功指標とみなすことができる。

プログレスの成功指標

プログレスの成功指標は次の2つである。

  • プログレスに関わるタスクがリストアップされ、消化されているか、
  • ミーティングにおいてプログレスに関わるアジェンダが多くリストアップされ、消化されているか

チーミングの成功指標

チーミングの成功指標は次の2つである。

  • チーミングに関わるタスクがリストアップされ、消化されているか、
  • ミーティングにおいてチーミングに関わるアジェンダが多くリストアップされ、消化されているか

プロセス編

最適化

最適化の分類

最適化は、短期的視野で実施されている取り組みか、長期的視野で実施されている取り組みか、という点で二つに分けられる。具体的には、以下のような性質の違いがある。

短期の最適化 長期の最適化
イニシャルコストが低い ランニングコストが低い
一回性 継続的
属人的 標準化
試験的 ベストプラクティスの展開

二つの間に絶対的な基準はなく、同じ取り組みであってもプロジェクトそのものの規模・時間軸によってどちらに分類されるかは変化する。

アジェンダ

アジェンダの種類

アジェンダは3つに分類することが可能である。

  • 発散:議論を通して幅広い選択肢を検討したいとき、このアジェンダに分類される。
  • 収束:議論を通していくつか選択肢から一つの選択肢に絞りたいとき、このアジェンダに分類される。
  • 共有:情報共有や前提確認をしたいとき、このアジェンダに分類される。

それぞれのアジェンダがどれに分類されるか予め明示しておくことによって、参加者が議論内容に対して持つべき視点と発言すべき内容に方向性を与えることができる。


プログレス編

特になし。


チーミング編

特になし。


Project Sprint CODE

CODEとは、プロジェクトスプリントの理論や実践について説明したドキュメント群である。理論編および基礎編と、任意で利用できる補足的事項を説明したプラグインから構成される。理論編と基礎編はさらに、ベーシックとアドバンスの2つにわけられる。理論編と実践編それぞれのベーシックを総称して、プロジェクトスプリント エッセンシャルズと呼ぶ。