Tips2: マイルストーンマップの利用
プロジェクトのゴールとマイルストーンを設定するで記載した通り、マイルストーンとは「具体的な成果物とそれに紐づく期限をセットにして記述したもの」です。 このマイルストーンマップは、チームメンバー全員と共有・合意され、プロジェクトの進行中も常に参照できるようにしておく必要があります。
この作業を助けるためのツールとして、「マイルストーンマップ」を利用することをおすすめします。
マイルストーンマップとは、プロジェクト内のマイルストーンの全体像を把握するためのシートのことです。期日と成果物以外の情報を載せ、複数のマイルストーンを横断的に記載することで、マイルストーン間の関係や設定の背景も含めたより深い理解を可能にします。
マイルストーンマップには次のような要素を盛り込みます。
- フェーズ名: マイルストーン間の意味的な位置づけ
- 期日の開始日: 通常は直前のマイルストーン終了日の翌日)
- 期日の終了日(※): マイルストーンの完了の期日
- 成果物(※): マイルストーン完了時に必要な成果物
- あるべき姿: マイルストーン完了時点でプロジェクト内部がどのような状態になっていてほしいか、またはプロジェクトの成果物を受けてプロジェクトの外部がどのような状態になっていてほしいか、を記述
- メモ: 補足情報を自由に記載する
※マイルストーンとしての必須要素
これらの要素をマイルストーン全体を俯瞰してみれるように表現します。
表形式にした場合の例
マイルストーン | ~をつくる | ~を達成する | ~を完成する |
---|---|---|---|
開始日 | |||
終了日 | |||
フェーズ名 | |||
成果物 | |||
あるべき姿 | |||
メモ |