Section3-2で解説したように、ミーティング開始時にはテンショントリアージを実施します。これによって、メンバー一人一人が思う「こうしたらもっとより良くなるのに」という現状とよりよい状態の間のギャップ、ちょっとしたアイデア・気になること・不安などを共有し、解決のためのアクションにつなげることができるようになります。

テンショントリアージは、例えば次のような手順で実施しますが、一例にすぎません。上記の目的をより効率的・効果的に達成するために、チームによって最適な方法にアレンジしてみてください。

  1. チームメンバーがテンションをあげる
  2. テンショントリアージのアジェンダオーナーがテンションを一つ読み上げ「何が必要ですか?」とテンションをあげた人に問いかける
  3. テンションをあげた人は、次のいずれかを選択し、そのあと、自分が必要としていることを回答する。
    • 他メンバーへのタスクのリクエスト
    • 他メンバーからの情報やヘルプ提供のリクエスト
    • ロールの調整・変更・追加に関するリクエスト
    • 単なる情報提供や感想の共有
  4. テンショントリアージのアジェンダオーナーは、次のいずれかを選択してテンションをあげた人に提案する
    • その場で解決する
    • タスク化する
    • アジェンダ化する
  5. テンションをあげた人がこれで必要なことが得られれば、終了。得られなければ、続けて議論する。(3と4を詳しく繰り返す)
  6. 時間の許す限り、他のテンションについても2~5の手順を繰り返す