この記事では、プロジェクスプリントの実施を助けるプロジェクト環境について記載します。

ここで話す内容は一般的にプロジェクト管理で語られる要素と大きく異なりません。しかし、プロジェクトスプリントでは、それらの要素すべてにおいて、「情報の透明性をいかに担保するか」という点を中心に考えるべきです。

プロジェクトスプリントでは、プロジェクトのゴールやマイルストーンの設定、ロールの設定と調整をはじめ、様々なタイミングで「チームメンバーの納得を伴った合意」をつくることが必要になります。そのため、納得をつくるため = チームメンバーの情報格差をなくすため、にはどういったプロジェクト環境を用意するべきか、というポイントが重要視されるのです。

なお、ここに書いている要素は一例に過ぎません。プロジェクトごとに、チームメンバー間で最も最適なプロジェクト環境を整備していくように話し合うこともまた重要です。

  • ファイル管理: プロジェクトメンバー全員が同じ情報にアクセスできるファイル管理環境を用意しましょう。
  • スケジュール管理: スケジュール調整に必要な限りで、メンバー間の個人カレンダーを共有するようにしましょう。これは、メールなどによって都度日程調整をするのではなく、チームメンバーのスケジュール状況が一か所に集まっており、ミーティングのスケジュールを効率的に設定・変更できるようになることを意味します。
  • タスク管理: プロジェクトを通じて生まれるタスクを一元管理する場所を用意しましょう。個人でタスク管理するのではなく、プロジェクトチームで共有するタスク管理場所を用意することで、お互いが何をするべきか / するつもりだったか、を確認するコミュニケーションがしやすくなります。

その他、プロジェクトスプリントにおける3つのドメインおいて必要とされる環境 - マイルストーン管理(プログレス)、ロール管理(チーミング)、ミーティング管理(プロセス)、については、それぞれ別Tipsをご参照ください。